エルサルバドル

エルサルバドルは中米に位置するスペイン語圏の小さな国です。内乱が最近まで続いていたため政治が整い出してからまだ長い年月が経っていない国です。

国内での教育体制、医療体制など、十分に整いきっていません。JICAやその他国際支援団体による支援を必要としています。

当然金融面でも不十分であり、銀行口座を持たない(持てない人)が大多数を占めます。
現金送金のハードルがかなり高い状態だからこそ、電子送金可能な電子マネー等の普及が進められている最中です。

そして、金融的にも価値があり、送金面でのハードルも低い暗号資産に着手する人が増加し、この度、晴れて国の法定通貨として認められたという流れです。

内乱などによる不安定な時期を乗り越え、ようやく整い始めたものの、まだまだ国家体勢が弱く、かつ銀行口座を持てない…という点はアフリカと全く同じ状況です。

今回のエルサルバドルでの法定通貨認可は、革新的であり、前衛的な試みです。良い面で効果が出れば、間違いなく同様の国(中南米やアフリカ諸国)に派生していきます。

どこよりも、親しみやすい説明で。

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