イーロン・マスクへ:ブロックチェーンを使った分散型Twitterの構築アイデア

皆さん、こんにちは。チャールズ・ホスキンソンです。暖かい日差しの降り注ぐコロラドから生放送でお届けしています。今日は2022年11月7日です。

今回の動画のテーマは「分散型ソーシャルネットワークをどのように構築するか」についてです。Twitterをケーススタディとして使います。ホワイトボードを使って主にイーロン・マスク(Elon Musk)とTwitterの社員に向けて話をします。彼らにとって分散型Twitterを構築するためのインスピレーションになればと願っています。皆さんにももちろん見て頂きたいですし、楽しんで頂きたいです。

Twitterはユーザーとしてサインアップするだけで誰でもツイート空間に入りつぶやくことができます。しかし、ユーザーができる範囲は実は限られていて、基本的にコメント、リツイート、いいね♡でしか交流ができません。また、永遠に交流し続けられることと情報の質は関係がありません。

アルゴリズムはユーザーが良い情報に行くこと(自然/自由な情報の流れ)を阻害するように最適化されています。広告収入を最大化するためにユーザーがツイート空間に費やす時間を最大化するように作られています。ユーザーは気が付かないまま「商品」となり、プロフィールに載せた嗜好をキャッチした広告主のターゲットになっているのです。ある本はこのようなアルゴリズムを「監視資本主義」と呼んでいます。

分散型ソーシャルネットワークを構築するには大規模なインフラ改革とビジネスモデル改革が必要です。

まずは、ユーザーをDID(分散型ID)で識別することです。DIDはサインアップ時に得られる「ID」と、プロフィール入力時に得られる「ドキュメント」という2つの側面があります。IDに関してはAtala Prismを開発したカルダノが発行に長けています。Atala Prismはクロスブロックチェーンのため他のプラットフォームでも採用できます。ドキュメント面ではAPIエコシステムを構築し検証サービスを提供します。

検証のためのマーケットプレイスを作るのも良いでしょう。Twitterが抱える問題は追加されるコンテンツが署名されていないことです。誰かがアカウントをハッキングして本人になりすますことが容易です。署名システムが導入され全てのツイートが検証されるのが望ましいです。そうすれば、ユーザー同士で交流する際、自分が誰であるかを常に証明できるため契約を交わしたりすることができます。

Twitterの機能にコメント、リツイート、いいね♡だけでなくもっと多くのオプションを用意することもできます。「怪しい」とか、「嫌い」とか、「詳細が知りたい」とかです。そうすれば、情報をより多くの種類にキュレーションすることができるようになります。また、Twitterのシステムは記憶力を欠く傾向があります。ツイートは時が経つにつれ少しずつ劣化していきます。この問題はツイートをNFT化し評価スコアを持たせることで解決できます。

広告マーケットプレイスを作ることもアイデアの一つです。アーティストは知的財産をライセンスとしてツイートで公開します。支払いは広告トークンで効果的に行います。

DOGEを分散型Twitterの構築に使うならサイドチェーンとしてならありだと思います。DOGEは私がここまで話したインフラのいかなる概念も提供できないからです。私は決してDOGEのエコシステムを批判しているわけではありません。カルダノはサイドチェーンに対応できるように設計されています。DOGEとパートナー関係にだってなり得ます。

分散型Twitterの構築には大変な作業と多くのエンジニアリングが必要です。しかし、皆が本当にそこに到達しようと挑めば私はそこに到達できると信じています。

どこよりも、親しみやすい説明で。

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