2022/09/06 Beating a Dead Horse (Choose Ergo)

無駄な話の繰り返し（Ergoがおすすめ）

みなさん、こんにちは。チャールズ・ホスキンソンです。暖かい日差しの降り注ぐコロラドから生放送でお届けしています。今回は無駄な話の繰り返しになりますが、簡単なショートバージョンの動画です。

イーサリアム・クラシック（ETC）の価格がマイナーの移動で変化があったようです。ご存知の方も多いでしょうが、私は何年もETCコミュニティのメンバーでした。メンバーになった理由は、イーサリアムホルダーの自分にはオリジナルチェーン（ETC）と特定の機能をロールバックした新しいチェーン（ETH）のどちらかを選択する権利があると感じたからです。

IOHKはマンティス（Mantis）というフル機能クライアントを開発することに決め、百万ドル単位の投資をし、多くの開発者を作業に就かせました。毎年開かれるイベントにも参加しました。

数年経っても、ETCプロジェクトに進展はありませんでした。私はETCに対し疑問を抱きました。プロジェクト・チームは何をしているのか？イノベーションを起こす気があるのかないのか？現状維持で満足なのか？現状維持は持続不可能です。そもそもイーサリアムの設計には誰もが認める欠陥があり、それを取り除くべく進められたのがETCプロジェクトです。私はこのプロジェクトにはイノベーションを起こそうという気持ちがないと判断しメンバーから外れました。

私は今もETCのTwitterハンドルネームを持っています。そのせいでしょうか？最近ETCホルダーが複数のルートで私に嫌がらせをしてきます。価格が上がれば嬉しいのは分かるし、興奮してしまうのも分かります。でも、私にどうすればいいのかと尋ねたりするのはやめて欲しいです。

ETCプロジェクトに開発者はいるのか？説得力のあるロードマップはあるのか？ロードマップを支える開発者は技術的に優れていて牽引力があるのか？哲学の実現へのコミットメントがコミュニティ内にあるのか？これらの質問の答えはノーです。

プルーフ・オブ・ワーク（PoW）に興味があるならErgo は応援する価値のあるプロジェクトだと思います。小さなプロジェクト・チームですが、彼らのエコシステムには本当に素晴らしいアイデアがたくさん組み込まれています。良い開発者が揃っていて、革新的で新しいことをしようと一生懸命です。成長し続けているのが分かります。私はErgoのようなプロジェクトは存在価値があると思います。コミュニティも素晴らしいので失望させられることもないでしょう。

プロジェクトを評価する時、私が重要視するのはファンダメンタルズ（基礎）です。忘れないでさい。コインの価格が上昇したからといって、エコシステムがあるわけではありません。開発者がいるわけでもありません。正しい哲学を持っているわけではありません。