マイクロサミット:DeFiエコシステムのメンバーで話し合おう

皆さん、こんにちは。チャールズ・ホスキンソンです。暖かい日差しの降り注ぐコロラドから生放送でお届けしています。日付はまだ2021年11月23日(アメリカ時間)です。本日2本目の動画です。

今回はカルダノの将来について前向きな話をします。私達が2022年に向けて温めてきたアイデアの一つにカルダノのDeFiエコシステムについての議論があります。カルダノのエコシステムは、MELDやSundaeSwap、COTIのDjedステーブルコイン、CNFTマーケットプレイス、何百もの興味深いトークンやその他のものが飛び交っていてとても良い盛り上がりを見せています。

私達の気が付いた点は、エコシステムのメンバーがみんなそれぞれ違った方法で物事を見ているということです。そのため、この分野の専門家を集めて論理的なグループ分けをすべきだと思いました。そして、特定のテーマついて集中的に話し合う場を作ることが必要だと思いました。カルダノでは、ライトウォレットやAtala PRISMなどをテーマに社内で話し合う機会を持ってきました。例えば、ライトウォレットのワークショップは30人以上の参加者がありました。私がアフリカツアーに行っている間だったのでよく覚えていないのですが、場所はポルトガルかスペインだったと思います。

アイデアとしては、特定の分野に特化したマイクロサミットを開催し、その分野で開発を行っているDapps開発者が集まりお互いに交流するというものです。もちろん、この場では彼らはIOHK、Emurgo、カルダノ財団のメンバーとも交流ができます。

手始めにDEX-Con(DEXコンベンション)という名のマイクロサミットを開催し、カルダノのブロックチェーン上にDEXを構築しようとしている人達を集めてみようと考えています。MELDやSundaeSwapからの参加者が期待できます。

私達カルダノはDapps開発者に技術的な支援やアドバイスをするために日々活動しています。Dapps開発者側からも質問がたくさん投げかけられています。自動化されたマーケットメイクで様々なことについてみんながそれぞれの見方をしています。「流動性はどこから来るのか?」、「オーダーブックのパターンをどう扱うのか?」、「並行性はどこからくるのか?」、「何がオフチェーンで何がオンチェーンになるのか?」、「どのようにディストリビューションを行うか?」などです。

今何が起きているかというと、物事が急速に展開し始めているのです。PABはテストネットに入っていて、12月か1月頃にメインネットに移行します。皆さんがPABを快適に使えるようになる日が近づいています。一部のDEXは今年中にもカルダノ・ブロックチェーン上で目覚める可能性が高いです。SundaeSwapなどは最初の一歩で今後も同様のDEXの進化と反復が起こるでしょう。Dappsの開発者は、Plutusのコアチーム、Ledgerチーム、ネットワークチーム、SPOと直接やり取りを行い、機能について議論したり、新しい機能を紹介し合ったり、商業化を適切に進めるために必要な優先事項について議論したりすることが重要です。

私の希望は第一回DEX-Conを来年の2月か3月に開催することです。2月のHFCイベントの前後がベストです。この頃になるとPABが一定の成熟度に達し、次世代のPlutus製品が登場すると思うからです。認証プログラムも進化していると思います。マイクロサミットですから、30人から50人くらいの小規模で楽しい数日間を過ごすことを目的としています。参加者でアイデアや知識を交換したり、改善するためにはどうしたら良いか不満を吐き出したりしたいです。

ご存知の方も多いと思いますが、私達はDapps認証を念頭に置いてPlutusを構築しました。 2021年はDeFiスペースで105億ドル相当の損失、不正、乱用が発生しています。カルダノの設計要件の1つは、DappsをSettlement Layer(会計処理を行う階層)で構築しようとする人々がしっかりとした認証レベルを確認できるということです。エンドユーザーにとってこのソフトウェアは非常に重要です。なぜなら、エンドユーザーは何かを見たときにそのコードが何らかの品質の検証を経ていることを視覚的に知る必要があるからです。私は形式的な手法に基づいた認証レベルがあればいいなと思います。目指しているのは3つの認証レベルです。現在複数のパートナーと共に認証エコシステムの構築を模索しています。

マイクロサミットは基本的にはかなりの低コストで定期的に開催できるイベントになります。最初のDEX-Conの開催場所はコミュニティからの提案を歓迎します。スペインのアルフレッドのホテルなんていうのもありかも知れません。

心に残る翻訳を目指しています

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