COTIアップデートby Shahaf Bar-Geffen

皆さん、こんにちは。COTI CEOのShahaf Bar-Geffenです。今日は2021年11月24日。テルアビブ(イスラエル)で動画を撮影しています。

この動画では、私が思うにかなり重要な最新情報を3点に絞ってお伝えします。「Djed」、「ステーブルコイン」、「トレジャリー(Treasury)」です。

1点目は「Djed」です。Djedはカルダノのインフラにとって欠かせない役割を担っています。このことはカルダノと同様に私達COTIも重要視しています。ですから、私達はあるべき姿になるように物事を慎重に進めています。現在の状況としては、カルダノがスマートコントラクトを実装したので私達はテストネットに移行することができます。その後、フロントエンドの開発が待っています。フロントエンドは非常に簡単なシステムである必要があります。人々がスマートコントラクトにADAを瞬時に預金し、Djedまたはその他のリザーブコインを瞬時に受け取ることができなければなりません。テストネットへの移行とフロントエンドの開発は12月中旬から下旬になる予定です。

ここまでお話ししたのはDjedの技術的な面で、それ以外に私達が取り組んでいることが2つあります。まずはDjedの規制に関する取り組みです。皆さんはアメリカが発表したステーブルコインの規制に関するポジションペーパー(方針書)をご存知だと思います。私達はこのポジションペーパーを深く読み込み世界中から多くの法的アドバイスを集めました。私達はDjedをアメリカ以外の国に限定したくないですし、アメリカでのローンチも希望しています。

Djedに対してアメリカと同じような考え方をする国が他にも出てくる可能性があります。そのため、私達はDjedの発行準備に際してアメリカのポジションペーパーをサポートできるような枠組みを作りました。せっかく発行するのであれば長きに渡って使われるようになりたいのです。

次にビジネスに関する取り組みです。例えば、誰が最初に流動性を生み出すかなどです。Djedには大量の流動性が必要になります。誰が最初に採用するかということも重要です。最初の採用者になる可能性が最も高いのはDeFiをカルダノのエコシステムに組み入れようとしている人達です。嬉しいことに多くのDeFi企業がDjedの採用を検討しています。有名なのはArdanaやSundaeSwapです。彼らはCOTIとも密接な関係を持っています。Djedの発行は1月の終わり頃を期待して頂ければと思います。COTIの新しい時代の幕開けです。

2点目は「ステーブルコイン」です。これからの時代は誰が通貨を発行するかについて、国家にこだわる必要はないでしょう。大きなユーザベースを持つ民間企業や金融機関が通貨を発行するようになります。当社にはすでに顧客がついています。COTIはトークンのリリースを可能にする現存する世界で唯一のマルチDappsベースのインフラです。この話自体は1年前にしたことを覚えていますが運用は開始したばかりです。今後、トラストチェーンの上にCOTIコイン以外にも多くのトークンが存在することになり、これらのトークンがトラフィックやボリューム、トランザクションフィー(取引手数料)を生み出すことになります。私はそうなったことを想像しただけで興奮が止まりません。顧客抜きの最初のバックエンドのようなものが行われるのは1月末頃になると思います。その後、COTIのインフラを利用する最初の顧客を発表する運びになります。トラスト・チェーン上に顧客のために構築されたフルスケールの金融エコシステムの誕生です。

3点目は「トレジャリー(Treasury)」です。トレジャリーとは、COTIエコシステム内における流動性を提供するためのプールで、ユーザーはCOTIを預け、参加することで報酬を得ることができます。つい昨日になりますが、私はトレジャリーのユーザーエクスペリエンスのための最初のグラフィックを目にしました。目にしたものは私の期待を超える素晴らしいものでした。全体の流れはCOTI言語でいう「スーパー・イージー」で、皆さんに表現するならばDeFiのようなイメージです。全ての作業はViperウォレット(COTIPayと紐づくウォレット)を介して行われます。最初のバージョンは1月末にはテスト用に発売される予定です。

さて、ここまでが私達のテーブルの上にある計画です。私は最新情報3点について日付をピンポイントに約束しませんでした。約束をしてその通りに行かず皆さんをがっかりさせた過去の失敗から学びました。

聞いてくださってどうもありがとうございました。近いうちに別のビデオでお会いしましょう。

どこよりも、親しみやすい説明で。

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