天使と悪魔

皆さん、こんにちは。チャールズ・ホスキンソンです。暖かい日差しの降り注ぐコロラドから生放送でお届けしています。今日は2022年3月10日(アメリカ時間)です。今週はとても長い1週間でした。カルダノ・プロジェクトも進展がありました。どんな進展があったのかは私の口から言わないと約束しているので担当者から発表があるまで黙っておきます。今回の動画ではカルダノに直結する私の個人的なことについてお話をしたいと思います。

最近ある出版物が出ました。そこでは、色々な人について色々なことが書かれていました。私については、人としての誠実さについて疑問があると書かれていました。内容は意味不明なものもあり少し不公平に感じました。例えば、私がヘリコプターから飛び降りたなんておかしすぎる主張です。一方で、事実も書かれていました。私は確かに大学と大学院の学位を持っています。そして、大学院を中退しています。

私はこの出版物の内容について細かく言及するつもりはありません。私が問題視しているのは私に対する懸念や問題が何らかの形でカルダノのプロジェクトや他の人達の仕事の整合性を損なうことにつながっているという事実です。こんなのフェアではありません。しかし、残念ながらこれが私達の住む世界なのです。

カルダノのエコシステムで創られているものは、人々が時間をかけて文章にしたりコード化したりした成果の賜物です。彼らとカルダノ創設者である私は関係ありません。それなのに、人間には天使か悪魔を断言するという驚くべき傾向があるようです。私を応援する人達にとってカルダノ・プロジェクトは天使のように扱います。私は決して間違わないし、彼らを失望させることはないと考えられています。一方で、私を嫌う人達はカルダノ・プロジェクトを悪魔のように捉えます。私は常に間違っていると考えています。

「真実」は天使と悪魔の中間にあります。人生とは長く様々な出来事があります。一定ではなく浮き沈みがあります。私は時にはあなたを失望させ、時にはあなたを奮い立たせました。

今私達は不思議な時代を生きています。誠実さが人類に存在しないような時代です。ウクライナ情勢におけるアメリカにもロシアにも誠実さはありません。誰もがこれを感じていて意気消沈しています。私は「期待」が誰もが見つけることのできる唯一の誠実さだと思います。私が皆さんにお勧めしたいのは、「人間の弱さに決して屈しないもの」を中心に人生を築くことです。これは「原則的なこと」、「人間性を超越したこと」、「不変のもの」を指します。そうすれば、例え困難な状況に陥ったとしても、これらは決してあなたを失望させません。

アルゴリズムの完全性は人類が提供しうる何よりも優れています。アルゴリズムとはヒーローを探すことでも悪魔を探すことではありません。原則を探すことです。私達カルダノは業務を行う上で毎日のように難しい決断を下さなければなりません。時には正しい判断を、そして時には間違った判断を経験して長い道のりの先に指針となる原則を持とうとしています。

今週は典型的な1週間でした。一生懸命働く中で人の最悪の部分を見るだけではなく、人の最高の部分も見ることができました。私は共に働いた仲間の多くが「自分達には仕事があるのだ」という真実に気づくのを目の当たりにしました。

ですから、私は皆さん全てにありがとうと言いたいです。また、もし私が皆さんを失望させたのならごめんなさいと言いたいです。私は世界の重荷を背負うことはできません。そして、私は完璧な人間ではありません。しかし、私は毎日ベストを尽くしています。私のことを傲慢だとか、ナルシストだとか、スポットライトが好きという人がいます。実際はその逆です。私は孤独を楽しみますし、スポットライトを避けて後ろの方にいることを楽しみます。そんな私がスポットライトを浴びて戦い続けることができるのは皆さんのおかげです。私はいつでも皆さんと共にいます。

どこよりも、親しみやすい説明で。

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