サプライズAMA

皆さん、こんにちは、チャールズ・ホスキンソンです。エチオピアから生放送でお届けしています。

私は今エチオピアの首都アディスアベバにいます。ケープタウン(南アフリカ)、ザンジバル(タンザニア)、ブルンジに行って来ました。今回エチオピアに来て初めて良好なインターネットが使えたので動画の撮影に挑戦しました。アフリカではインターネットに接続することが難しく皆さんになかなか近況を報告出来なくて申し訳ないです。カルダノコミュニティが恋しいです。

まずは簡単な近況報告です。9月のアロンゾ・ハードフォークはハードフォークとしては大成功を収めましたが追加しなければならないくつかの不足機能がありました。それらの機能を10月に追加しました。現在は、Plutusアプリケーションバックエンド(PAB)の統合の最終段階に入っています。Plutusアプリケーションのバックエンドが統合されるとSundaeSwapやMeldなど、構築されている多くのアプリケーションが導入され展開されることになります。

【PABとは?】
Plutusアプリケーションバックエンドの略。開発者がDAppを実際の本番環境にデプロイする前に、DAppを作成およびテストするのに役立つ要素と環境を提供する。これにより、スクリプトの記述が容易になり、開発しやすくなる。
11月現在、最終的な統合に取り組んでおり、重大な問題が発生しなければ、11月中に統合を提供する予定。
(以下に詳細のリンクを記載しますので、興味のある方はクリックしてください)

11月から2月にかけて大量の変更、改良、最適化などが行われるでしょう。カルダノのリード・テクニカル・アーキテクトであるジョン・ウッズ氏が注力している開発にはパフォーマンスの向上、スループットの向上、システムパラメータのスケールアップなどがあります。これにはk値、ブロックサイズも含まれます。

それでは、私の声と姿が画面の向こう側の皆さんに届いていることを願って。私が世界で一番好きな事、AMAを始めます。

Q.  ERC-20コンバーターについて進捗を教えてください。Singularity Netについては?
A. Singularity Netは移行期間にあります。ベンと彼のチームから包括的な最新情報の提供があるはずです。ERC-20コンバーターには2つのターゲットがあります。 メインチェーンとマンバ(Mamba)です。ERC-20コンバーターの開発チームは今後少しずつ強化されていくことになります。より多くのリソースが投入され、マンバ用のブリッジツールとして非常に優れたものを用意する予定です。将来的にERC-20 はsolidityに移行します。そして、ERC-20からネイティブアセットへの移行の最初の例がSingularity Netです。

Q. Hydraの開発は順調ですか?
A. はい。膨大な量の作業が行われています。Hydraには今後もリソースを追加していく予定です。また、私達はワークストリームの高速化や並列化が可能なチームを探しています。商業的な優先度が非常に高いため大量のトランザクション・トラフィックをオフロードできるかどうかが非常に重要になるからです。

Q. カルダノには実際のところ何人の社員がいるのでしょうか?
A. 私の会社には約600人の社員がいます。カルダノのソフトウェアを開発している会社は12社です。

Q. IOGから新しいライト・ウォレットが登場するのはいつですか?
A.担当者からお知らせがありますが、私も待ち遠しいです。Mithralは間違いなくライト・ウォレットに搭載して発売する予定です。ライト・ウォレットではフルノードセキュリティが得られます。

Q. Pezesha(ケニアでマイクロローンサービスを提供する企業)との関係について新しいニュースはありますか?
A. 私達はケニアに行った際にPezeshaの人達と直接話すつもりです。一緒にビデオを撮るかもしれません。少なくとも私から何らかの情報をツイートします。ブログ記事も書く予定です。最初の試みとしては、15万ドルのマイクロファイナンス・ローンです。アフリカツアーでアフリカ中の多くのマイクロファイナンス企業と会ってきました。ブロックチェーンを使った評価システムやマイクロファイナンスに特化したピア・ツー・ピア・レンディングについて話し合いました。Pezeshaは完璧なパートナーだと思います。優れたCEOに優れた人材、現地に優れたチームがいて、ケニア中にコネクションがあり、市場に深く入り込んでいます。

Q. ブロックサイズを大きくしてもブロックあたりのスマートコントラクトの量が増える訳ではではないという噂を耳にしました。それについてお話し頂けますか?
A. その噂は嘘です。ブロックのストレージ量を増やせば当然そのブロックにはより多くのスクリプトを置くことができます。ブロックあたりの計算量には制限がありますが、これも当然増やすことができます。確かに、ネットワークの伝搬については問題があります。それに関するブログ記事も発表しました。しかし、私はスループットとカルダノについて全く心配していません。私は拡張UTXOモデルは大規模な並列化が可能だと思います。3年から5年後の未来には計算の99%がオフチェーンで行われ、それが正しく行われたことをオンチェーンで証明してチェックするという状況になるでしょう。

Q. 1秒間にどれくらいトランザクションがあるのでしょうか?
A. 平均的なタイプのトランザクションは50~100TPSに収まっていれば1日の取引量として問題ないと言えるでしょう。

Q. ステーキング機能付きのペーパー・ウォレットは登場するのでしょうか?
A. 間違いなく登場します。非常に優先度が高いです。

Q.  World Mobileの最初のインフラが構築されるとのは2年後という私の理解は正しいですか?
A.World Mobileのインフラはすでにザンジバルにあります。現地の学校と魚市場の2カ所です。

Q. カルダノとNervosの関係について最新情報を教えてください。
A. 私達はUTXOアライアンスを通じて協力しています。また、拡張UTXO上でのアカウント・エミュレーションについても多くの議論がなされています。プロジェクトは順調に進んでいます。
(以下に詳細記事あり)

Q. ADAバーンの噂は本当ですか?
A. なぜ人々はADAを燃やすことが可能だと思うのでしょうか?そんなことはありません。

Q. 今回のアフリカツアーにおいて、現時点で最も受け入れられたと感じた国はどこですか?
A. ブルンジです。大統領と会い、現地の人々と話しました。彼らは間違いなく革新の準備が出来ています。

Q. 南米やコロンビアではどのようなプロジェクトを考えていますか?
A. 2022年頃に南米ツアーを行う予定です。

Q. ガーナに行く予定はありますか?
A. 昔大阪で知り合ったガーナ出身のエディと個人的な約束をしているので行ってみようと思っています。

今日のAMAはこのあたりで終わりにしましょう。聞いてくれてありがとうございます。とても楽しかったです。動画が最後まで撮れているといいのですが。

心に残る翻訳を目指しています

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