チャット・ウィズ・チャールズ(Twitterマイスペース)

皆さん、こんにちは。チャールズ・ホスキンソンです。週末に私が何をしていたかというと、実はオミクロンにかかってしまい1週間ほど隔離生活を送っていました。スタッフの一人の家でホームレスのごとく憂鬱で孤独に過ごしていました。

それでは始めましょう。誰か質問はありますか?

Q. ADAの最新状況はどうですか?相場が下がってきているのを見るとスローダウンしている感じですか?何かエキサイティングなことに取り組んでいますか?
A. 私達はいつも通りの仕事をしています。今月は大きなアップデートが控えています。予定ではLedgerの変更等を行うためのハードフォーク・イベントを行うでしたが変更がありました。ハードフォークは必要ないという結論に至りました。その代わり、6月のハードフォーク・イベントはより規模の大きいものになります。
今月、6月、10月のメジャーアップデートのためだけに120人のスタッフがフルタイムで働いています。120人のスタッフはいくつかのグループに分かれて作業をしています。例えば、ベンチマーク作業やブロックサイズを大きくするためのパラメータ設定作業などを行っているグループ、QA作業(開発中のシステムの品質管理を行うこと)を行っているグループ、最適化作業を行っているグループがあります。私はこれほど多くのエンジニアが15社にまたがって1つのプロジェクトに取り組む光景を見たことがありません。

Q. ここ数週間、小規模プールや複数プールについて大きな議論がなされています。運営しているプールの数や規模、そしてその内容について心配している人達にあなたならどのように伝えますか?今の時点での考えで結構です。
A. 皆さんすごく悩んでいるようですね。ティムとベンはコミュニティと緊密に連携しようと努力しています。私が望むのはコミュニティがSPOを代表するフィールドを形成することです。しかし、これは社会的選択理論ですから難しいです。人々は意思決定をしています。問題は、ティムとベンを含む私達がより良いと主張する特定の方向に決定を促すことができるかということです。
マルチ・リソース・コンセンサスについても検討してきました。2週間ほど前に論文を発表したばかりです。論文には、プルーフ・オブ・ステーク(POS)とプルーフ・オブ・ワーク(POW)、またはその他のプルーフを重ね合わせてシステムをマルチリソースで運用するモデルを実際に開発したと書いてあります。アイデアとしては、第2の制御プロトコルを導入することで小規模プールSPOを助成するというものです。この制御プロトコルを導入することで、システムが委任報酬に重み付けを加えることができるようになります。ただし、これは非常に難しい問題です。

Q. SPOの一人です。自分のプールを最高の状態で運営しているにも関わらず最近頻繁にブロックを生成し損ねたり、ゴースト化(情報の伝搬が遅延することによって、自分よりも他者が生成したブロックがブロックチェーンに登録されること)させたりしています。これについてコメントをお願いします。
A. パイプライン化が実現するまでは今の状態が続くでしょう。現在、多くのプロセスの最適化を進めています。特にネットワーク関係を綿密に調査し、改善できるかどうかを検討しています。SPOの皆さんの日々の働きには感謝しています。

もう少しチャットを続けたいところですが、残念ながら次の用事があるのでここまでにします。またお会いしましょう。

どこよりも、親しみやすい説明で。

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