メリークリスマス
皆さん、こんにちは。チャールズ・ホスキンソンです。暖かい日差しの降り注ぐコロラドから生放送でお届けしています。今日は2021年12月24日(アメリカ時間)。クリスマスイブです。メリークリスマス!私は明日家族で集まって一緒に楽しい時間を過ごす予定です。
今年はカルダノにとって怒涛の一年でした。今回の動画では今年の振り返りと来年についてお話ししたい思います。
まずは、今年起こった主な事柄を挙げてみましょう。NFTの革命により暗号通貨市場が活気づきました。DeFiも大注目されました。詐欺や悪質なソフトウェアなどにより約105億ドルもの損失や盗難が発生したのも印象的でした。カーネギーメロン大学にホスキンソン数学センターを開設したり、レックス・フリードマンのポッドキャストに出演しました。9月にはアロンゾ・ハードフォークを成功させました。同じ月には10万人以上が参加したカルダノ・サミットが開催されとても盛り上がりました。今年はカルダノの認知度が飛躍的に高まりました。
私が予想しておきながら実現しなかった事柄があります。これについては皆さんに謝らなければなりません。私は2020年のツイートで「来年の今頃にはカルダノのブロックチェーン上に数千個のDappsと数百のアセットが存在するだろう」と言いました。しかし、私の予想は外れました。Dappsについては、ゴーゲン時代への移行に少し時間が掛かったので開発にも少し時間が掛かっているようです。現在、127個のプロジェクトがあり開発者が積極的にコードを書いています。この内、私の知る範囲ですが、20個から30個のプロジェクトは今後90日以内にメインネットへローンチするようです。SundaeSwapもここに含まれます。アセットについては、数百どころか既に200万以上が発行されていてNFTが大半を占めています。
2022年はどのような年になるのでしょうか。私は巨大なオープンソースプロジェクトが目覚める年だと思います。2014年に私はTEDトークを行いました。人々は私を本やブログ記事に取り上げて面白おかしく書き立てました。私の意図は全く反映されませんでした。私はいつも皆さんにまっすぐに正直に接してきました。私の夢は2014年の時点で皆さんにお伝えしています。「平等な世界金融システムの構築」です。当時は一部の人を除き正気の沙汰ではないクレイジーな夢だと捉えられましたが私達はその目的地に向かっています。ここまでの道のりは傍から見れば全く長く、困難なものだったと思います。アッと驚く発表もなければ、突然新しいパートナーシップを結ぶということもなかった訳ですから。本当に地道な努力の積み重ねでした。
私が今最も楽しみにしていることの一つはPezesha(ケニアの金融サービス企業)との関係です。私の目標は2022年の後半にすべてのピースを組み合わせてエンドツーエンド(E2E)のマイクロファイナンス取引(RealFi)を実現させることです。ケニアを皮切りにナイジェリア、ガーナ、ルワンダ、ウガンダなど、アフリカ全土に広げたいです。
2022年は私達の業界としての成功が試されます。私達が成功すれば人類の権力構造そのものを変えることになります。レガシーシステムが流す誤った情報や嘘などを私達が暴露したら富裕層や権力者にとっては非常に不便で不快なことです。多くの批判が寄せられるからです。しかし、嘘を永遠につき続けることはできません。
来年の最大の課題は適切なオープンソースプロジェクトを構築するための絶え間ない努力を続けることです。カルダノのプロジェクトに日が沈むことはありません。私は自分にできることをします。でも本当に世界を変えようと思うなら大学や国家などの機関が積極的に協力し、連携し、このプロジェクトの成功に関与する必要があります。何でもチャールズ・ホスキンソンが先頭に立って解決してくれるというような考え方ではいけません。私が望む世界を皆さんも望むのであれば後押しを手伝ってください。自分のコミュニティを巻き込んでください。小さな町の議会でも良いです。自分の会社でも良いです。ソフトウェア会社であれば、オープンソースプロジェクトにエンジニアを配置してください。もし手段があればカルダノのプロジェクトを構築して分散化の力を紹介してください。教育者であればそれについて教えてください。
皆さん一人一人がこれからの時代に果たすべき役割を持っています。そして、一緒に働けば一緒に成し遂げることができます。私達は一つの大きな家族です。お互いをサポートし合いながら皆で一緒に頑張りましょう。約束の地まで。
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