第2弾:チャット・ウィズ・チャールズ(Twitterマイスペース)

皆さん、こんにちは。チャールズ・ホスキンソンです。とても調子が良いです。人生を楽しんでいます。そして、コロラドはいつも暖かくて晴れています。私の牧場はものすごく寒いです。風も強いし雪も積もっています。500頭いたバイソンはバイソン狩りシーズンが終わって430頭まで減りました。

私に質問のある方はいますか?誰かおしゃべりしませんか?

Q. あなたはNFTに投資をしたことがありますか?
A. 私の友人がNFTファンドを運営していて彼に頼まれてお金を貸したことがあります。友人は1カ月で110%のリターンがあったと報告してきました。

Q. 私は暗号通貨の詐欺に遭った人間の一人です。カルダノが詐欺に対してどのような対応を取っているのか聞きたいです。
A. 詐欺については私達には何もできません。これはオープンソースの暗号通貨プロトコルの問題点です。暗号通貨の仕組み上、一度起こってしまったトランザクションを元に戻すことはできません。トランザクションを覆すことはできないので、犯罪者を捕まえない限りお金を取り戻す方法はありません。

Q. お勧めの本はありますか?あなたが読んだことのある本をもっと知りたいのです。
A. 私は熱心な読書家でぱっと思いつくだけでも100冊くらいの本が頭に浮かびます。最近よく読むのは数学とアートの教科書です。予告ですが、カーネギーメロン大学に設立した数学センターから近々「Learn for mathematicians」という題名で最初の教科書が発売されます。

Q. あなたのTwitterのプロフィールに載っている「King of the rats(ネズミの王様)」の由来は何ですか?
A. アダム・バックが私のことをKing of the ratsと呼んだことに由来します。知らない人のために。アダム・バックとはブロックチェーン企業BlockstreamのCEOで「キング・オブ・マキシマリスト」のような存在です。

Q. 分散化に関する質問です。現在の分散化の状況についてあなたはどのようにお考えですか?近い将来ステークプールのパラメータを調整する予定はありますか?複数プールの運営についてもあなたの考えを伺いたいと思います。
A. 私はk-値の変更をできるだけ早く見たいと思っています。ただ、k-値の変更は私が決定を下すことではありません。カルダノ財団、委員会、何十人もの関係者が関わっていて話が回りくどくなることがあります。複数プールについては、小さなプールが団結してメタ・プールのようなものを作るのもありかもしれません。また、パーシャル・デリゲーション(分散委任)も実現したいと思います。メタ・プールと分散委任という2つのアイデアとk-値の変更を組み合わせれば多くの人から賛同を得られる状況が生れると思います。
ただ、誰もが完全に満足する決定をすることは難しいのが現実です。誰かが勝者となり、誰かが敗者となります。さらに、コミュニティの皆さん一人一人に個人的な責任があることを忘れてはいけません。例えば、過剰な数のプールを持つ運営者に不満を持つ人々がいる一方で、対象の運営者に委任する人々がいるのです。プロトコルを民営化してもこれを完全に防ぐことはできないでしょう。私はこういった非常にデリケートなゲームはコミュニティによって行われ、管理されることを望んでいます。

Q. 現在、ブルンジの法律では暗号通貨は違法とされています。これを変えるにはどうすればいいのですか?
A. ブロックチェーン技術が違法な国であるならばワイオミング州が行ったように暗号通貨を法的に承認するために全ての法制度を近代化する必要があります。ワイオミング州では暗号通貨を支持する26の法律が成立しています。アフリカで一番進んでいるのはケニアでしょう。

Q. 私はソフトウェアと生体医工学を専攻している学生です。私のようなソフトウェア業界でのキャリアが浅い人間に何かアドバイスをいただけないでしょうか。漠然とした質問ですが、あなたのように世界のことを本当に気にかけている人のアドバイスを聞きたいです。
A. そうですね。第一に、ワークライフバランスを重視し、プライベートで何を達成したいのか、人としての成長を図りたいのかを決めることをお勧めします。私がいつも唱えている言葉は、健康、幸福、パフォーマンス、成長です。それぞれのカテゴリーの目標を書き出し、自分のパフォーマンスを向上させるためには何をすればいいのか?自分のスキルや知識を高めるためには何をすればいいのか?を考えることです。
また、自分を取り巻く人間関係についても理解する必要があります。若い頃は人間関係は当たり前だと思いがちです。私もこの仕事を始めた20代の頃は人間関係は永遠のものであり、永遠に続くものだと思っていました。ところがどうでしょう。4人いた祖父母は1人になりました。友人や家族を失ったり、特定の人と連絡が取れなくなったりしました。年を重ねた今、振り返ってみると、逃した瞬間を後悔しています。だからこそ、友人や家族と楽しむ時間を大切にしつつ自分が成長するための個人的な計画を立てるようにするべきです。

Q. コンゴでビジネスを展開する計画はありますか?
A. あります。例えば、数%しかない銀行業務を90%にまで拡大するという目標があります。私は新規の国を検討する際には、その国の専門知識を持つべく現地に足を運ばなければならないと考えています。ビジネスを始める前にその国の文化や人々を理解することが重要です。アフリカ担当ディレクターのジョン・オコナーがツアーを計画しているのを知っています。私も個人的にぜひ行ってみたいです。
コンゴに限らずアフリカ大陸の国々で解決しなくてはならない問題があります。中国の略奪的な資本主義と債務外交です。アフリカ大陸に大金を投入して、膨大な政治力と権力を手に入れています。そして残念なことに、その多くは人道的なお金ではありません。彼らはやってきて、資源を奪い、地元の雇用を創出せず去っていきます。残るのは多くのダメージです。特にコンゴでは、中国企業が電池を製造するためにリチウムを採掘していますが、小さな子供が採掘していたり、汚職が蔓延していたりと、ひどい状況になっています。私は努力と政治的な後押しを以って今後5年から10年の間に汚職を完全に無くし、責任者に責任を取らせたいと思います。アフリカ大陸は可能性に満ちています。アフリカはゆっくりと、しかし確実に、自分たちに能力があることを世界に示していくでしょう。

Q. あなたの前回のTwitterマイスペースでの発言についてです。NFTプロジェクトに関わっている人達が「NFTアライアンス」のようなものを作ることについて話していましたね。この件についてもう少しご説明いただけないでしょうか?
A.  私達カルダノはNFT分野で活動している人々とCIPs(カルダノ改善提案)や標準規格、市場開発など、あらゆることについて話し合うことができると思います。私はDeFiアライアンスのミーティングに参加していますが、NFTアライアンスのミーティングにも喜んで参加したいです。

それでは、今回のマイスペースはこの辺りで終わりにします。30分くらいしか続かないと思っていたのに3時間もおしゃべりができてとても楽しかったです。参加してくれた皆さんに感謝しています。ありがとうございました。

どこよりも、親しみやすい説明で。

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