特定の仮想通貨（ＡＤＡコインなど）を保有することで、その通貨のブロックチェーンネットワークを管理することに貢献し、対価として報酬を得る仕組みのことです。

エポックと読み、一種の時間の区切りです。例えば「1週間」とか「１か月」とかの時間の区切りと一緒です。

1週間=7日であるのと同じで、1Epoch=5日です。

例えば日本では以下のような区切りになっています。
Epoch281=日本時間7/30 6:44～8/4 6:44
Epoch282= 8/ 4 6:44～8/9 6:44
Epoch283= 8/ 9 6:44～8/14 6:44
となります。海外では時差はありますが、世界共通で決まっています。
なぜEpochという単位があるのかというと、Epoch単位にしてしまえば時差について考慮する必要が無くなるのがメリットです。

一般の方はステークのプログラムを書くことは困難ですが、コンピュータに相当強いＡＤＡホルダー（ステークプールオペレーター：ＳＰＯ）は、ステークのプログラムを実行できます。そこで、ステークをＳＰＯに「委任」して、（手数料を払って）報酬を受け取ることです。ＡＤＡコイン自体をAichi Stake Poolに預けるという意味ではございません。「ＡＤＡコインの持つステークの権利」だけを委任するということですので誤解なさらないでください。

ざっくり書くと、初回報酬は、「委任手続きをしてから４エポック後(16～20日後）」には獲得できます。

２回目以降の報酬は、初回報酬から５日ごとに獲得できます。

「ステークプール」の略語です。ステークプールオペレーター（ＳＰＯ）がステークするプログラムを行う場所であり、委任者が委任をする場所のことです。それぞれのプール名には名前がついています。例えば、当プールはAichi Stake Pool（ティッカー名：AICHI）です。

現在、固定料340ADA（最小金額）、委任手数料0.5%で低めの設定となります。
（以前は「３月以降は委任量に応じて決める」と記載しましたが、３月以降も当面0.5%を継続します。将来的に変更する可能性はありますが、その際は前もって告知いたします。）

よく誤解されるのですが、この手数料というのは委任者が毎エポックで手数料分だけ委任者のＡＤＡが減るものではありません。これは、「報酬の一部をオペレーターがいただく」ものになります。
給料をもらって税金がいくらか天引きされることと同じです。ですので、1ADAからでも委任可能です。ご安心ください。
ステーキングを始めてから、ADAが少なくなることは絶対にありません。

ステーキングによって手持ちのＡＤＡが減ることは絶対にありません。
これはどのプールに委任しても同じことです。Cardanoが信頼できる証拠です。
以下のIOHKのQ＆Aもご覧ください。

ウォレットさえあれば、委任手続きは簡単です。

以下のボタンをクリックし、ご自身のウォレットをお選びください。

ブロック生成数とプールに設定されている手数料、委任者の委任量によって決まります。
大まかにいえば年率で(2021年度末時点で)4.3%~5.3%と言われています。
小さなプールほどムラが大きく、少ない時もあれば多い時もありますが、期待値としては（長期的に見れば）大きな違いはありません。以下のフォームで具体的な報酬量を計算できます。

委任先変更による報酬獲得機会のロスはありません。例えば、エポック２４５から変更後のプールの報酬をもらう場合、エポック２４４までは以前の委任先での報酬が入ります。

確かにプール運営者の中には悪徳なものもあるようです。日本では今のところ良い方ばかりです！海外では突然何の告知もなく委任量を異常に引き上げたり、サポートと偽って復元フレーズを聞いてきたりすることがありますのでご注意ください。（誤解を招かないように追記しますが、もちろん海外にも良いプールはたくさんあります！）

Aichi/Tokai Stake Poolが考える「個人プール」に委任する理由は以下の４つです。

①カウンターパーティリスクが無い
いわゆる取引所の閉鎖やサーバーダウン、ハッキングによる出金ができなくなるリスクのことを指します。コインチェック事件（NEMのハッキング）などは有名である他にも、Coinbaseでも預けたウォレットのステーキング報酬の表示が0になってしまったことがあります。
取引所でステーキングをするということは、他人にコインを預けていることになりますので、こういった事件によってコインが取り出せなくなる可能性があります。
その点、ダイダロスウォレットやYoroiウォレットのステーキングはあくまでもご自身のＡＤＡではなくＡＤＡのステーク権（ブロックを生成し、報酬をもらうプログラムを動かす権利）だけをオペレーターに委任しているだけなので、ご自身のＡＤＡは絶対に無くなりません。
なお、利回りは日数によっては取引所のロックステーキングの方が少しだけ上かもしれません。これはあなたがロックしたADAを用いて取引所が他DefiやDEXの流動性の提供やイールドファーミングなどによって利益を得ているため、還元のために利益率を高くしているのでしょう。

②セキュリティの向上
資産を分散化すると、いわゆる51%攻撃への耐性が増し、ハッキングなどに会いにくくなります。そうすると、価値の上昇や暴落の防止が期待され、資産価値も減りにくくなります。
なお、バイナンスプールは法人で70～80のプールを作成しており（全プール中の割合が１位）、それらのプールへの委任は資産の集中化を招いてしまいます。
こちらhttps://youtu.be/BxijMkyc-W0?t=3329に参考動画がありますので、こちらもご参照ください。

第3回カルダノSPOによるオンラインミートアップの模様をお届けします

第3回カルダノSPOによるオンラインミートアップ内容0:50 オープニング5:17 スペシャルゲスト 新年のあいさつIOG 宮武様 https://twitter.com/IOHK_miyatake8:53 カルダノ DEX/Defiについて[SASA] SASA Stake Poolhttps://twitte...

③SPOのモチベーションが上がり、Cardanoコミュニティへの貢献度が増す
また、個人のＳＰＯを応援することになり、Cardanoのコミュニティの拡大や情報の多様化が見込まれます。例えば、Aichi Stake Poolでは、Charlesの翻訳動画を定期的に投稿していたり、ACDISも準備していたりしていますが、モチベーションが高まって翻訳回数や質が向上します。

④Catalystに投票できない
バイナンスプールはバイナンスのウォレットでロックされたステーキングになりますので、そのADAとスマホは紐づけできません。したがって、投票ができなくなります。Cardanoの方向性はCardanoコミュニティが決めるべきですが、それがバイナンスによって決められてしまいます。これも②と関係するのですが、委任の集中化のデメリットになります。

長くなりましたが、こんな感じです！
ぜひ、取引所ではなくウォレットのステーキングを利用して個人のSPOに委任していただければ幸いです。
よろしくお願いします。

大規模なプールに委任したほうが安心感がありますが、小規模なプールでもブロックの取りこぼしが無いプールもたくさんあります。また、資産がいろいろなプールに集まれば、分散化が期待できADAの価値が向上します。

Message @_beyondstandard
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2021.03.10

【超初心者向け・知識ゼロでも読める】質問のお願い

こんにちは！Aichi Stake Poolのbeyondstandardです。Aichi Stake Poolは委任者の方が「安全・安心」して委任できるステークプールを目指しています。そのために、ぜひ「質問」をしてほしいのです。「質問」について、記事を投稿します！ はじめに このウェ...