Aichi/Tokai Stake Poolが考える「個人プール」に委任する理由は以下の4つです。
①カウンターパーティリスクが無い
いわゆる取引所の閉鎖やサーバーダウン、ハッキングによる出金ができなくなるリスクのことを指します。コインチェック事件(NEMのハッキング)などは有名である他にも、Coinbaseでも預けたウォレットのステーキング報酬の表示が0になってしまったことがあります。
取引所でステーキングをするということは、他人にコインを預けていることになりますので、こういった事件によってコインが取り出せなくなる可能性があります。
その点、ダイダロスウォレットやYoroiウォレットのステーキングはあくまでもご自身のADAではなくADAのステーク権(ブロックを生成し、報酬をもらうプログラムを動かす権利)だけをオペレーターに委任しているだけなので、ご自身のADAは絶対に無くなりません。
なお、利回りは日数によっては取引所のロックステーキングの方が少しだけ上かもしれません。これはあなたがロックしたADAを用いて取引所が他DefiやDEXの流動性の提供やイールドファーミングなどによって利益を得ているため、還元のために利益率を高くしているのでしょう。
②セキュリティの向上
資産を分散化すると、いわゆる51%攻撃への耐性が増し、ハッキングなどに会いにくくなります。そうすると、価値の上昇や暴落の防止が期待され、資産価値も減りにくくなります。
なお、バイナンスプールは法人で70~80のプールを作成しており(全プール中の割合が1位)、それらのプールへの委任は資産の集中化を招いてしまいます。
こちらhttps://youtu.be/BxijMkyc-W0?t=3329に参考動画がありますので、こちらもご参照ください。
第3回カルダノSPOによるオンラインミートアップ内容0:50 オープニング5:17 スペシャルゲスト 新年のあいさつIOG 宮武様 https://twitter.com/IOHK_miyatake8:53 カルダノ DEX/Defiについて[SASA] SASA Stake Poolhttps://twitte...
③SPOのモチベーションが上がり、Cardanoコミュニティへの貢献度が増す
また、個人のSPOを応援することになり、Cardanoのコミュニティの拡大や情報の多様化が見込まれます。例えば、Aichi Stake Poolでは、Charlesの翻訳動画を定期的に投稿していたり、ACDISも準備していたりしていますが、モチベーションが高まって翻訳回数や質が向上します。
④Catalystに投票できない
バイナンスプールはバイナンスのウォレットでロックされたステーキングになりますので、そのADAとスマホは紐づけできません。したがって、投票ができなくなります。Cardanoの方向性はCardanoコミュニティが決めるべきですが、それがバイナンスによって決められてしまいます。これも②と関係するのですが、委任の集中化のデメリットになります。
長くなりましたが、こんな感じです!
ぜひ、取引所ではなくウォレットのステーキングを利用して個人のSPOに委任していただければ幸いです。
よろしくお願いします。